野村春阿顕彰碑
野村春阿(1820〜1907)は今宿の農家出身ですが、早くから俳諧をたしなみ、全国を行脚し、近江の芭蕉の墓にも参っています。
帰国後はいよいよ俳道に励んだので、同好の士は諸方から集まりました。
俳句の教えを乞う者や、選評を頼むものも多くありました。
この顕彰碑は春阿が76歳のとき、弟子たちが建てたものです。
春阿は老いて益々元気で、後進の指導に当たっていました。
野村春阿肖像画(小学校読本「鋳銭司」から)